億万長者たちの宇宙競争はいかがなものか

大富豪たちの宇宙競争はいかがなものか

change.orgより

惑星地球では、人口爆発とそれに伴う病的に過剰な消費により、気候変動危機を迎え、それにより(ヒト自体をほんの一部とする)数えきれない動物たちが苦しめられている。そんな中、地球上の問題の解決のためではなく、宇宙のcircle jerkに資産をつぎ込むことにしたアマゾン創始者のジェフ・ベゾスらをはじめとする億万長者らに、当然批判が集まっている(circle jerkの意味は各々で調べてもらいたい)。

ベゾス自身は、7月20日に最初の飛行を終え帰還しているが、今後も彼や同様の事業を進めようとする人々への批判が止むことはないだろう。 ここでは、twitterで投稿された批判の一部を紹介する。


億万長者の連中がソシオパスなのはわかってるから、世界が燃え立っているさなかに彼らが宇宙へのジョイライドに金を燃やすことに驚きはしないけど、理解できないのは我々がそれを許してることだ。


億万長者らが、地球が文字通り燃え盛っている間に、化石燃料を使ったジョイライドのために宇宙に飛び立つというのは、見栄えのいいものではない。―ジェイソン・ヒッケル(経済人類学者)


億万長者らの宇宙競争はクールだけど、たぶん税金を払うこともできたんじゃないかな。


億万長者らは、貧困を終わらせるより、宇宙でcircle jerkをする方がいい考えだと判断した。―神


宇宙にも税金を課す必要がある。―神


(ベゾス:すべてのアマゾンの従業員と顧客にも感謝したいです。彼らがこれを支払ってくれたのだから。 )
―そう、アマゾンの従業員は、低賃金、組合潰し、凶暴で非人道的な職場、そしてパンデミック下でも健康保険に入れない配達員などとともに、それを支払ったのです。 そして、アマゾンの顧客は、その市場力を乱用して中小企業を痛めつけるアマゾンを通して、それを支払ったのです。―AOC(米民主党議員)


連邦所得税を何年も支払わず、彼の会社で働く人々が医療費や家賃、子供の食事代をまかなうのに必死になっているさなか、ある億万長者が宇宙に行ったというはなしに感動するとでもいうでしょうか?。そんなわけありません。今は、この地球上の労働者に投資するべきときなのです。―バーニー・サンダース(米民主党議員)


聞いてください。私は宇宙開発に賛成ですし、それは素晴らしい眺めだったに違いないでしょう。

しかし、あくまでも思い付きの意見ですが、これまでもしアマゾンや他の企業が税金を公平に負担していれば、すべての子供たちを、宇宙とまではいかなくとも、少なくとも貧困から救い上げることはできたかもしれません。

地球の住人より。


イーロン・マスク、ジェフ・ベゾス、リチャード・ブランソンへ。地球は、あなた方の資産と技術を、宇宙よりも切に必要としています。―モービー(ミュージシャン、アニマルライツアクティビスト)


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