【電磁気学】磁場で金属を溶かす方法【家庭で出来る実験】
【電磁気学】磁場で金属を溶かす方法
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金属を溶かすのには通常大きな熱が必要だが、電磁気の性質を利用した簡単な装置で、自宅でも可能に金属溶解のデモンストレーションができる。
ソレノイドコイル(らせん状に巻いたコイル)に交流を流すと、時間的に変化する磁場が生じる。そして、金属中を貫く磁場に変化が起こると、起電力が生じるため、電流が生じる。金属には抵抗があるため、電流が流れるとジュール熱が発生し、急速に加熱される。この現象は「誘導加熱(induction heating)」と呼ばれ、身近なものではIH(induction heating)調理器の原理として利用されている。
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金属がコイル中に浮く理由も、電磁誘導によって説明される。それを含め、電磁誘導ついてより詳しい説明は、コチラの記事を参照。
— 美しき物理学bot (@ST_phys_bot) May 16, 2019
魅了する科学実験 /すばる舎/早稲田大学本庄高等学院 実験開発班
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コメント
いづれ何にも触れないで金属工具とか形成できそう!!