【流体力学】流体浮遊

【流体力学】流体浮遊


水流によって球が浮遊する現象を、サイエンスコミュニケーターのYouTuberが紹介している。

動画を作成したチームはこの現象のメカニズムを以下のように説明している
  • まずこの例は、球は全体が流体に浸っているわけではないため、流体中に置かれた物体が圧力差によって力を受けるベルヌーイ効果(Bernoulli's effect)ではない。
  • 球に当たる水と、球に沿って反対側から落ちる水が球に与える力が等しく、水平方向の力のつり合いを保ち、水流と重力のつり合いと合わせて平衡点が生まれる。
  • 球が水流から離れると、受ける水量が減って押しやる方向に受ける力も弱まるため、平衡点に戻される。一方で水流に近づきすぎると、受ける水量が増え、平衡点に押しやられる。
  • これは、マグヌス効果(Magnus effect)に似ているが、物体は平衡点に維持されており、速度の変化を起こさないため、別の現象である。

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