【ツール/LaTeX】LaTeXコマンド
【ツール/LaTeX】LaTeXコマンド
最終更新:2019年5月14日
LaTeXの簡単なマニュアルページにしようと思っているが、書くべきことは山ほどあるので、不定期に少しずつ更新していこうと思っている。
■数式入力の基本
●数式モード
- 文中に式を埋め込むには、式をドル記号\$で囲む:\$x\$→$x$と出力される。
- 改行して番号付きの式を表すには $\text{\begin{equation}}$と$\text{\end{equation}}$、あるいは$\text{\begin{align}}$と$\text{\end{align}}$で囲む。
■四則演算
- +、-はそのまま使える。$\pm$は、\pmと打つ。
- $\times$、$\div$はそれぞれ\timesおよび\div
■分数
- 分数は\frac{x}{y}とする:\$\frac{x}{y}\$→$\frac{x}{y}$
- $x/y$としたければ、/をそのままつかって、x/yとすればいい。
■上付き/下付き
- 上付き添え字には^を、下付き添え字には_を用いる。例:x_i^j →$x_i^j$
- 積分や和の記号でも同様。例:\int_0^\infty → $\int_0^\infty$、\sum_{i=1}^n → $\sum_{i=1}^n$
■三角関数やlogなど
- sin、cosなどは\sin{x} →$\sin{x}$, \cos{(\omega t)} →$\cos{(\omega t)}$, \tan{(\frac{x}{y})} →$\tan{(\frac{x}{y})}$のとおり。
- expも同様に\exp{[i(\bm{k}\cdot \bm{x} - \omega t)]} → $\exp{[i(\bm{k}\cdot \bm{x} - \omega t)]} $
- logおよびlnも同様に:\log_{10} {(x+1)} → $\log_{10} {(x+1)}$
■ベクトル・太字
- 太字は通常\bm{x}→$\bm{x}$とするのだが、今のところ「AfterSchool」ではこのコマンドに対応していないため、代わりに\boldsymbol{x}などとしてもらう必要がある。
- 矢印でベクトルを表す場合は、\vec{x} →$\vec{x}$あるいは\overrightarrow{x}→$\overrightarrow{x}$である。
■ギリシャ文字
- ギリシャ文字は、基本的には\のあとに、英語でのつづりを書けばいい。例、\alpha → $\alpha$、\delta → $\delta$
- 大文字の場合は、先頭の文字を大文字にする。例、\Delta → $\Delta$
■その他数式記号
- その他の数式記号の多くも、\の後にそのまま英語のつづりを書くか、それを省略したような形になっている。例、\nabla → $\nabla$
- ただし、そうでない場合も多く、必要なものは随時検索するなどして、覚えていく必用がある。ここでも順に追加していくつもりではある。
■ツール
- Mathpix Snipという数式のスクリーンショットを取って、LaTeXコマンドに変換してくれるツールもある。時間短縮に役立つ場合が多い。詳細コチラから。
コメント