【環境】マイクロバーストの脅威

【環境】マイクロバーストの脅威


積乱雲から吹き降ろす下降気流のうち、地面に衝突した際、そこから放射状に広がる強力なものをダウンバースト呼ぶ。

多くのダウンバーストは、その広がりが約4km未満であり、その場合、それより広範なマクロバーストと対比し、マイクロバーストと呼ばれる。

また、雨が落下途中で蒸発してしまう乾いたダウンバーストと、激しい降雨を伴う湿ったダウンバーストがあるが、後者はその際に伴う量から、通称「雨爆弾(rain bomb)」とも呼ばれる。

上の映像は、米国、ネバダ州のグリーンバレーで撮影されたマイクロバーストの映像であるが、日本でも生じる現象であり、最近の例としては、2018年8月に前橋市で家の屋根を吹き飛ばす被害が報告されている。


近年、ダウンバーストを含めた激しい気象現象の報告が増加しており、気候変動の悪化に伴い、今後ますますそういった現象が増加することが懸念されている。

こういった現象を他人事や、あるいは当たり前のものと思わず、ライフスタイルを真剣に見つめなおしていくべきだろう。

Cowspiracy(カウスピラシー):気候変動の主要な原因と、なぜ環境保護団体がそれについて口をつぐむのかを暴いた、ドキュメンタリー(2014)

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